平成11年7月入湯
てるの勝手に五つ☆ | |
周囲の景観 | ☆☆☆ |
お湯の楽しさ | ☆☆ |
お薦め度 | ☆☆☆ |
温泉入り口 |
養老温泉・外来入浴入り口 |
脱衣所 |
浴場 |
広島県尾道市といえば、文学・絵・映画の街として有名な風光明媚なところですが、こんな素敵な温泉場もあるんですよね。それも、JR尾道駅からバスで、わずか17分ぐらいのところに。 この温泉のお湯はサラリとしていて無味無臭・無色透明で、ほとんど特色はないのですが、ラドン含有量66.27マッヘ(関西随一)だそうでです。浴槽はタイル張りで、10〜12人といったところでしょうか、壁には何処かわかりませんが外国の湖畔のようなタイル絵があり、どことなく昔懐かしい田舎町の銭湯と言った感じです。 この温泉で一番目を引いたのは、受付の横に今風の袋菓子といっしょに1個10円、20円といった駄菓子のようなものが売られていたことです。すぐ向かい側には10円用のマッサージ器がありました。(残念ながら画像が有りません) 休憩室は三十畳と六十畳ぐらいの畳敷きの大部屋があり、これまたレトロに天井で扇風機がぐるぐると回っていました。この日はお婆ちゃんたち30人ぐらいの団体がお菓子を食べたり、お茶を飲んだり、テレビを観たり、横になったりしてくつろいでおられ、私も風呂上がりの30分ほど、お婆ちゃんたちと一緒にねっころがって仮眠をとりました。 食事は丼飯から焼きめし、エビフライなどと町中の食堂のようなメニューですが、けっこう充実しています。(冬はカキ鍋がいただけるようです) 周囲の環境はとても良く、綺麗に整備をされています。温泉のすぐ後ろ側が山、前にはきれいな川が流れていて、県道長江線のバス停「温泉口」から徒歩で5分ぐらいの所なのですが、まさに尾道の奥座敷といった風情です。宿泊施設は、この養老温泉本館の他に、あと2軒ほど有るようです。 <データ> 「養老温泉本館」 ●泉質・泉温/弱放射能泉、ラドン含有・17度(わかし湯) ●効能/リウマチ、神経痛、皮膚病、疲労回復など ●風呂/内風呂男1・女1 ●外来入浴料/800円(休憩込み)10:00〜16:00 400円(休憩込み)16:00〜20:00 ●宿泊料/8500円〜10000円 ●所在地/尾道市美郷町三成2502−1 ●電話/0848−48−1411 ●駐車場/有り |